のぼせほてり
「最近、多いらしいのよね」「流行りの病らしいよ」
病気はその時代のライフスタイルが反映されるものです。
自然の一部である人間にとって、早寝早起きが理想的なことは皆さんがご承知のとおりです。
ところが最近では、深夜営業のお店も増え、24時間営業のコンビニエンスストアも当たり前になってきました。
諸外国では、深夜に外出することは危険を伴いますが、日本は安全な国ですから若い女性の方一人でも、深夜にコンビニでも珍しくないですね。
お店が営業している、ということは、人も活動しているということです。
本来なら静かに休息をとり、修復を行う時間帯に、起きて活動する、結果、体に悪影響がでるのは当たり前のことなのです。
昔は、のぼせやほてり、というと、老化現象か、大病のあとの水分不足などが大きな要因でしたが、最近は違います。
最近、多いのは、働き盛りで、もともとは元気で健康だった方に「のぼせ」や「ほてり」が見られます。
夜更かし、睡眠不足が続くと、体に必要な水分(津液:しんえき=体液)の生成ができなくなってきて、顔面紅潮や手足のほてり、微熱、口渇といった症状が表れるようになります。
「のどが渇くから」「熱いのを冷ましたいから」といって、水をがぶがぶ飲んだり、解熱剤を飲んだりしても、結局のところ解決には至りません。
では、どうすればよいのか・・・。
根本的な問題を解決すれば良いのです。
主な症状
◆のぼせやすい
◆手足がほてる
◆のどや口が渇く
◆唇や目が乾燥する
◆肩やすねなどに白い粉がふきやすい
◆顔が赤い、またはちょっとのきっかけで赤くなりやすい
◆髪の毛に艶がなく、パサツキやすい
◆寝汗をかく
◆舌がツルツルしている、または裂紋(ひび割れ)がある中医学では、このような症状を陰虚(いんきょ)といい、滋陰(じいん)という方法で対応していきます。
のぼせほてりの養生法
陰を補い養う食べものを活用しましょう
陰を補い養う、オススメの食べものは、山芋、うるち米、黒豆、豆乳、白きくらげ、ゆり根、山芋、貝類、どじょう、ごま、山芋、松の実などです。
積極的に食生活に取り入れてみましょう。
冷たい水分を多く摂るのは逆効果!
「喉が渇く」といってキンキンに冷えた清涼飲料水などをがぶ飲みするのは逆効果、むくみや倦怠感、尿の出が悪い、といった事につながります。
余分な水分をとってくれる、オススメの食べものは、はと麦、緑豆、冬瓜、ニガウリ、すいか、トマト、きゅうり、れんこん、メロンなどです。
加熱して温かい状態で頂くか、生食の場合は冷蔵庫で冷やさずに、常温で頂きましょう。
早寝早起きを心がける
夜は出来れば22時、遅くても23時には就寝しましょう。
「忙しくて、時間が足りない!!」という方は、起きる時間を早めて、早朝から活動すると良いでしょう。早起きの習慣をつけるには、まず、眠くても早く起きることです。今まで6時に起きていた方は、5時に起床するようにします。
すると、夜は次第に早めに眠くなります。無理なく5時に起きれるようになったら、4時、3時、と早めていくと良いでしょう。
お酒とタバコは控えめに
「寝酒がないと眠れない」「イライラするからタバコはやめられない」
つまり、お酒やタバコは、心がざわざわする、落ち着かない、イライラする、眠れない、といった症状の原因になっているのです。
お酒やタバコがなくても大丈夫です。
禁酒、禁煙も、お気軽にご相談くださいね!!
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