あなたの弱点を見つける
中医学では、気（き：生命エネルギー）・血（けつ）・津液（しんえき：血以外の水分）のバランスが崩れた時に病気になる、と考えます。
気・血・津液のバランスの崩れは、赤ちゃんを望むご夫婦にとっても重要な問題です。あなたの弱点を見つけて、元気な赤ちゃんを育む環境を整えておきましょう。
下表の当てはまる項目にチェックをつけてみてください。チェックのついた合計数からあなたのバランスにあった対策を一緒に考えましょう。
気・血・津液のバランスをチェック
５つの項目でそれぞれ当てはまるものをチェックしてみましょう。チェックが多い項目に対策するとよいでしょう。
血（栄養）が足りているかチェック！
めまい、貧血がある
夢が多い、睡眠が浅い
髪が細くてぬけやすい
目が疲れやすい
顔色が白い
白髪が多い
冷えやすい、冷え性
生理が遅れがち
生理の量が少ない
生理の色が薄い
血の流れをチェック！
シミ、そばかすがある
あざが治りにくい
クマができやすい
片頭痛がある
肩こりがある
唇や舌が暗紫色
歯ぐきが赤黒い
腫瘍がある
生理痛がある
生理に血の塊がまじる
気（生命エネルギー）が足りているかチェック！
すぐ疲れる
やる気や意欲がない
驚きやすい
不安感がある
風邪をひきやすい
食が細い
声が小さい
たるみ、くすみがある
体全体が冷える
生理が遅れがち
気の流れをチェック！
イライラして怒りっぽい
めまいがある
のぼせ、発汗がある
のどが詰まる違和感がある
げっぷやおならが多い
胸や腹が張る
便秘気味
生理前に過食しやすい
寝つきが悪い
掌や足裏によく汗をかく
水の流れをチェック！
むくみやすい
体が重だるい
舌に歯跡がある
湿疹やじんましんができやすい
オイリー肌
軟便、スッキリでない
のどがよく乾く
寝汗をかく
肩や首すじがこる
おなかがポチャポチャという音がする
あなたの弱点は？
血が足りない人は血虚（けっきょ）タイプ
血虚（けっきょ）は血が足りない状態です。血は単に血液のことではなく、心身を栄養するもの、血が足りないと目やお肌、髪や爪にも栄養が生き届かず、目が疲れやすい、お肌や髪の毛がパサパサといった症状が表れます。また血が足りないと体を温めることが出来ず冷え性に。まずは血を養いましょう。
また、気虚（ききょ：気が足りない状態）にも対応しながら気滞（きたい：気の流れが滞っていること）の解消も同時にしていくと良いでしょう。
血の流れが滞っている人は淤血（おけつ）タイプ
おけつとは、血の流れが滞っている状態です。血がサラサラと流れていないと、主に痛みの症状としこり（腫瘍）などの症状が表れます。また、お肌はくすみ、アザやシミ、そばかすができやすく消えにくくなります。
血そのものが足りないとおけつを招きますし、血の流れが滞ると気の流れも滞ります。血を養い、血の流れをサラサラに通すことで、気の流れもスムーズになっていきます。
気の流れが滞っている人は気滞（きたい）タイプ
不妊治療が長引いていたり、高齢出産だったりする場合に多いのが気滞（きたい：気の流れが滞っていること）タイプです。大半の原因はストレスです。
たくさん我慢をしていたり、心ない言葉で傷ついたり、心身ともに疲弊していきます。気をたくさん消耗してしまうので気虚となり、気の流れが滞ると血の流れも滞っていきます。
この場合は食生活＋生活習慣＋漢方薬でしっかりとケアしていくことが大切です。
お気軽にご相談ください
自分の弱いところがわかれば、その弱点にあった対応をすることで、崩れたバランスを整えることができます。仙臺薬局は、生活養生・食養生・漢方薬の三本柱のご提案で、赤ちゃんを望まれるご夫婦のサポートに努めてまいります。
どなたさまもお気軽にご相談にいらしてください。
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