産後のペリネケアでQOLアップ
出産後には実母や義母、あるいは先輩ママから「産後の養生はしっかりしておいたほうがいいわよ」と教えていただくことがあると思います。
この時、具体的には『水を使わない』ということ。
水を使う=身体を冷やす、という意味で、出産後は身体を温めて、栄養を摂り、しっかりと休むと良いわよ、という意味ですね。
産院によっては、妊娠中や出産後にペリネケアを教えていただけます。
ペリネケアとは、産後の膣トレ、骨盤底筋群トレーニングのことで、尿漏れや子宮脱を防いだり、婦人科系疾患の予防にもつながるといわれています。
ペリネケアは女性のクオリティ・オブ・ライフを向上する
フランスは近年、出生率が世界1位(★参考★内閣府発表による)となっています。
ペリネはフランス語で『骨盤底筋群を含めた会陰全体』を差します。語源はギリシャ語で「生命を生み出す神聖なところ」という意味合いだそうです。欧米諸国では出産後のペリネケアを推奨しており、フランスでは100%保険適用だそうです。
膣や骨盤底筋は出産によって大きなダメージを受けるところともいえます。
よく子宮を風船に例えて、一人目の妊娠時は新しい風船なので大きくふくらむまでに時間もパワーもかかるが、二人目の妊娠時は一度のびた風船なのでふくらむのにも時間もパワーもかからない、と言われます。
骨盤底筋をゆるんだままにしておくと、尿漏れの原因になりますし、また、ペリネケアをしっかりと行う事で姿勢も良くなり、肩こりや腰痛、便秘の解消にも役立つとか。
特に、これからおんぶやだっこ、育児で自分のタイミングでゆっくりトイレに行く時間も取れない、となると、産後のペリネケアと産後の養生は思い立ったらすぐにはじめたいですね。
実践!!一番簡単なペリネケア
呼吸法やストレッチなど、ペリネケアには色々とありますが、一番簡単な方法は、いつでもどこでも出来るもの。
肛門と膣をキュッとしめる。
これだけです。
肛門と膣を意識してキュッとしめる、ゆるます、しめる、ゆるます、を繰り返します。ふっと思い立った時に行います。これだけでも効果が期待できます。是非お試しください。
二人目不妊に悩まないために
ペリネケア同様、産後の養生は今後の貴女の健康と、二人目の赤ちゃんを迎える準備をするために大切なことです。出産という大仕事は、気血を多く消耗していますから、適切に補い、養ってあげましょう。
気を補う食べもの
しめじやしいたけなどのキノコ類、大豆、ブロッコリー、粟、うるち米、もち米、大麦、山芋、蜂蜜、うなぎ、豚肉、牛肉など。
血を補う食べもの
鶏肉、牛レバー、竜眼肉、ナツメ、小松菜、ほうれん草、人参、きくらげ、松の実、すっぽんなど。
また、気の流れをサラサラ流す理気薬や、大切な血を養い補う養血薬、補血薬があなたのスマートな産後ライフをお手伝いします。お気軽にご相談にいらしてください。
お買い上げいただきましたお客様のご相談は無料です。(ご相談のみはご相談料として1回30分あたり¥2,000[税込]です)
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