子宮内膜症
今まで原因不明とされてきた不妊には子宮内膜症によるものが多く見られます。
子宮内膜症は現在急増しつつある疾患のひとつで、激しい生理痛、腰痛、排便痛、性交痛、月経以外での下腹痛などのつらい症状以外に、不妊の大きな原因となっています。
妊娠可能な女性の10%が子宮内膜症ともいわれています。
また、子宮内膜症は簡易検査ではわかりにくく安易な排卵誘発剤や黄体ホルモン剤使用で悪化、複雑化させるケースも多いのです。腹腔鏡やMRI(磁気共鳴画像診断装置)などの検査が必要とされます。
中医学の最大の利点は、月経サイクルを正常に保ちながら対応できるという点にあります。
つまり、無理に排卵を抑え、月経を止めたりしません。
子宮内膜症の診断
子宮内膜症の診断方法には、一般的には内診・血液検査・画像診断(超音波、MRI、CTなど)、また腹腔鏡による方法があります。内診だけで正診率約75%といわれていますが、裏をかえせば25%の方が見逃されているという事になります。
そして全く症状がなく、色々検査をしても【原因不明】という不妊の方の40%~50%の確率で子宮内膜症が発見されるというデータがあり、これらを考慮すると腹腔鏡検査を相談されるのも良いでしょう。
但し、腹腔鏡検査はおなか(臍部周囲)を切開し内視鏡カメラを挿入して腹腔内を観察するという方法なので、今は技術が進歩していますが抵抗がある方も多いと思いますので、産婦人科医とよく相談されてください。
そして安心安全な対応として漢方薬、中医学の知恵を生かした対応ができますので、ひとりで悩まず、お気軽にご来店ご相談ください。
まずはスムーズな排卵を
まず排卵をしやすくするため、一般的に排卵予定日の2~3日前から10日ほど、活血化オ(かっけつかお)薬・消腫散結(しょしゅさんけつ:固まりやしこりを取る)薬などを集中的に使用します。
異常内膜組織を中国漢方ではオ血チョウ積(おけつちょうせき:血の流れが悪くなり、腫瘍や固まりができること)と捉えるためです。
そして着床を
さらに着床を考慮し、優れた止血作用と癒着やしこりをとるという、相反する作用をあわせ持つ漢方薬や生薬などを用います。
妊娠せずに月経期が来ても、異常内膜からの出血や癒着を抑え、内膜症による痛みを緩和する目的と、妊娠しやすくするよう子宮内膜をきれいに剥離させる目的でおすすめできる生薬もございます。
子宮をきれいにし、血液循環を良くし、更に不正出血などを防げるよう、妊娠を予定していない女性の方も是非ご相談にいらしてください。
お買い上げいただきましたお客様のご相談は無料です。(ご相談のみはご相談料として1回30分あたり¥2,000[税込]です)
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