不妊と血糖値
甘いものが好きな方、甘いものを摂ることが習慣化している方は、一度食後の血糖値を確認してみると良いでしょう。
食事などで過剰に摂取した糖が体内のたんぱく質と結びつき「AGEs(最終糖化産物)」という不健康な老化を促進してしまうものになるのですが、食後の血糖値が150mg/dl~200mg/dlを超えた場合には、糖化がすすんでいると思われます。
AGEs(最終糖化産物)は、老化を早めるものとして有名ですが、卵巣機能低下にもつながるといわれています。
子宮は冷えを嫌う
『赤ちゃんを育むベッド子宮』は、冷えを嫌います。
冷えの原因はもちろん食生活にもあります。アイスクリームなどの冷たいものはもちろん、実は、生ものや甘いものも身体を冷やします。
清涼飲料水に含まれる砂糖の量の計算方法(目安)は、内容量 ÷ 単位量 × 単位量当たりの炭水化物(g)といわれています。例えば、500mlのペットボトルで栄養成分表示の単位が100mlで炭水化物が11gの場合(100mlあたり炭水化物11g)、500 ÷ 100 × 11 = 55 なので、1本で55gの砂糖が含まれていることになります。
市販のスティックシュガーが1本3gだとして、18.3本、1本のペットボトルでスティックシュガー18本を摂っているという計算になります。
アイスも目安ですが同じ方法で計算すると、とんでもない砂糖の量だということがわかります。人の舌は冷たいものだと甘さを認識しずらいので、砂糖の量もさらに多くなってしまうわけです。
きんきんに冷えたジュースやアイスは、冷たいプラス砂糖のダブル効果で、胃腸も子宮も冷やしてしまうわけですね。
糖の働き
とはいえ、糖が完全な悪者かというとそうではありません。
最近の映画やドラマのなかで、頭脳派の役の方がよく棒キャンディや飴を口にする演出がみられますが、糖を必要としている器官は脳や腎臓の髄質、精巣、また筋肉がブドウ糖をエネルギーとして利用していることはよく知られています。
ブドウ糖は記憶力を増すという実験結果があり、確かに脳のエネルギー源はブドウ糖であり、脳だけで一日あたり120gのブドウ糖が必要であるとされています。
更に、食事で補った糖分でその時に使わない糖分は、筋肉や肝臓でグリコーゲンとして貯蔵されますが、たくさんは貯蔵できず、エネルギーとして再度利用される際には時間がかかる為、やはり一日のなかでちょこちょこと補う必要があります。
糖は決して悪者ではなく、必要なエネルギー源なのですが、摂りすぎや摂りかたが問題なのです。
甘いもののかしこい摂りかた
糖はその時使われなかった分は筋肉や肝臓で貯蔵されますが、たくさんは貯蔵できません。余ったものはどうなるか、ですが、脂肪組織に蓄積されるので肥満の原因になります。そして脂肪も身体を冷やします。また、糖がエネルギーとして使われる際に必要なのはビタミンB1です。よって糖の大量摂取はビタミンB1の大量消費につながります。
ビタミンB1が不足すると・・・
手足のしびれ、むくみ、痛み
疲労感、倦怠感
動悸、息切れ
集中力の低下、気分の落ち込み
下痢、便秘といった症状が表れます。
ですので、糖類は食事や果物で摂ることをおすすめします。
一日3回の食事にプラス果物をこまめに摂るのがおすすめです。具体的には6時(朝食)、9時(おやつ)、12時(昼食)、15時(おやつ)、18時(夕食)、21時(おやつ)、といった風にです。
ドリアン、栗、ぶどう、みかん、なつめ、パイナップル、バナナ、メロン、マンゴー、バナナ、柿、など、ほとんどの果物には糖質もビタミン類も豊富に含まれているうえにカリウムや食物繊維など、バランスの良い栄養がたくさん含まれています。
また、果物はぜひ常温で召し上がって頂きたいと思います。
会社でのブレイクタイムに新鮮な果物を摂るのは難しい、という方は是非ドライフルーツをお試しください。干しブドウやあんず、クランベリー、ブルーベリー、くこの実、なつめなど、女性に嬉しい栄養素がぎっしりつまっていますよ。
それでもお菓子やスイーツをやめられない!イライラする!
という方は、仙臺薬局にご相談にいらしてください。
もしかしたら、そのイライラは他の方法で解決するものかも知れません。あなたに最善の方法を一緒に考えさせてください。
お買い上げいただきましたお客様のご相談は無料です。(ご相談のみはご相談料として1回30分あたり¥2,000[税込]です)
ご相談のご予約はこちらから♥(^^)お気軽にどうぞ★お電話お待ちしております★