女性ホルモンと妊活
妊娠を希望されている方、また不妊治療に行かれたことのある方ならきっと一度はエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)という言葉を聞いたこと見たことがあるのではないでしょうか。
エストロゲン(卵胞ホルモン)は女性らしさを作るホルモン、プロゲステロン(黄体ホルモン)は妊娠を助けるホルモンで共に大切な女性ホルモンです。
エストロゲンとプロゲステロンの分泌がきちんとされない場合を黄体機能不全(LPD)といい、不妊の原因のひとつとなっています。また、ホルモンバランスが乱れると生理不順や無月経、不正出血、経血過多あるいは経血過少につながります。
エストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)の働き
女性ホルモンきちんと分泌されている?
エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)がきちんと分泌されているかどうか、は実は基礎体温表で知ることができます。
生理が終わってから排卵にかけて、徐々にエストロゲン(卵胞ホルモン)の値が高くなります。
生理がきてからおよそ2週間後に排卵する流れになり、排卵後に増えるホルモンがプロゲステロン(黄体ホルモン)です。
こうした規則正しいリズムがある基礎体温表なら、ホルモンバランスが整っていると思えますが、女性ホルモンは精神的な変化や食生活の乱れ、生活習慣に左右されやすいものです。ダイエットや偏食、食べ過ぎ飲み過ぎ、過労、寝不足、ストレスフルなどの影響で簡単にバランスを崩してしまいます。
女性ホルモンの分泌を促して妊娠力アップ!
食生活が大切
大豆イソフラボンがエストロゲン(卵胞ホルモン)に似た働きをする、という話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?
他にも植物性エストロゲンと呼ばれるザクロの種子や、抗酸化作用のぶどう種子ポリフェノール、ビタミンB6が豊富に含まれてるバナナもおすすめ!ビタミンB6は、精神を安定させる「セロトニン」の合成に役立ちます。
女性ホルモンを整える為に一番大切なのは栄養バランスの良い食生活です。
お肉や魚、大豆、緑黄色野菜、発酵食品、良質な油、果物、などをバランス良く摂るには、和食がおすすめです。
睡眠の質が大切
女性ホルモンは脳の視床下部のコントロール下にありますので、女性ホルモンバランスを整えたいなら、精神バランスを整えると良いでしょう。ゆっくりとお風呂に入ったり、香りの良いお茶を飲んだり、好きな曲を聴いたり、身体を温めて、そしてリラックスした状態で就寝することをおすすめします。
スマホの見過ぎや「枕元にスマホ」はおすすめしません。
また、朝は決まった時間に起床しましょう。体内時計はもともと25時間周期ですが、太陽の光を浴びることなどによってリセットされます。(一日24時間という自然界に同調させる概日リズム:サーカディアン・リズム)
工夫をしてもリラックスできない、寝つきが悪い、眠りが浅いという方は、お気軽にご相談にいらしてください。
他にも、身体の成長をはじめ、壊れたり古くなったりした細胞を再生したり、日中の疲労を回復したり、お肌の新陳代謝も行ったりする役割を担っている成長ホルモンは睡眠初期のノンレム睡眠(深い眠り)時に最大の分泌量を示し、昼間はほとんどといっていいほど分泌されません。
成長ホルモンの分泌は一般的に、22時から午前2時までの間です。
理想は22時までに就寝ですが、遅くとも24時には熟睡できているようにしましょう。
活動量が大切
ちょっとそこ、だけでなく、一駅分くらいは毎日歩きたいですね。
使わない筋肉は衰え、気血のめぐりも悪くなります。積極的に動きましょう。
漢方薬はホルモンの過不足を整えるために直接補ったり排出を促すものだけでなく、本来自然に分泌されるホルモンをキチンと自分で分泌できるように体質改善を目的としたものもあります。また、漢方薬と同じように大切に考えている食事のアドバイスや、ストレスに対応する養生法(ストレスに対応する漢方薬もあります)も同時に行います。
生理がこない、排卵がない、基礎体温表がぐちゃぐちゃで、どう読んでいいのかわからない・・・
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生理のリズム、ホルモンバランスを整えて、妊娠しやすい心身を作っていきましょう!
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