お肌にダメージを与えるもの
いつでもツルツルうるうるな健やかお肌を保つ為には、お肌にダメージを与えるものには何があるのか、を知っておくと良いでしょう。
六淫(りくいん)
自然界には、風・寒・暑・(火)・湿・燥といった気が存在します。
春には強い風が吹き、冬は寒気がやってきます。夏は暑くて、梅雨には重たい湿気がたちこめ、秋はとかく空気が乾燥する、といった大気ですね。
こうした自然界の気の変化に、通常わたしたちは適応できていますね。
しかし、変化がめまぐるしかったり、或はわたしたちの心身が気の変化に対応できなかったりした時、これらの気はお肌にダメージを与えることになります。
風・寒・暑・(火)・湿・燥といった気が、わたしたちにとって悪い影響を与える時、これらは「邪(じゃ)」と呼ばれるようになります。
例えば、風は風邪(ふうじゃ)となり、燥は燥邪(そうじゃ)となり、お肌を乾燥させます。寒は寒邪(かんじゃ)となり、体を冷やしシミくすみ黒ずみの原因となり、暑・火・湿は、暑邪(しょじゃ)・火邪(かじゃ)・湿邪(しつじゃ)となり、ニキビや吹き出物、炎症を引き起こします。
六淫(りくいん)は特に四季のある日本では季節性があり、梅雨時に悪化するジュクジュクお肌は「湿邪の影響が強い」ので「湿邪をとりのぞく」方法を・・・ということになります。
七情(しちじょう)
中医学では、心と体を別のものではなく、つながっているものとして考えています。七情には、喜(よろこぶ)・怒(おこる)・悲(かなしむ)・憂(うれう)・思(おもう)・怖(こわがる)・驚(おどろく)があります。
七情はそれぞれ五臓とのつながりがあり、「五神臓」と呼んだりします。
あまりに恐ろしい体験をして、一晩で髪が真っ白に・・・というお話もあながちウソではなく、驚きすぎると腎(じん)を傷め、抜け毛や白髪になり、お肌は黒ずみたるみがでる、という風につながります。驚きすぎて失禁するのも、腎を傷め、腎の機能が低下したため、と捉えられます。
脳を使いすぎると、心を傷つけ、食が細くなり、お肌のツヤがなくなり、シワがでやすく、むくみやすく、お肌のキメが荒くなります。
悲しみすぎると、肺を傷つけ、お肌も元気がなくなりツヤもなく、白くカサカサになります。
怒ってばかりいると肝を傷め、顔色は暗い青になり、お肌の弾力がなくなり、シワができやすくお肌はくすんだ状態に。
お肌にダメージを与える食べもの
お肌は内臓の鏡であり、お肌は食べものでできています。
アトピー性皮膚炎や繰り返す湿疹、吹き出ものなど、お肌トラブルがある方がまず見直すべきなのは、食生活です。
食べないでほしいもの
加工品、添加物、辛いもの、甘いもの、冷たいもの、生もの、味の濃いもの、脂っこいものスーパーやコンビニ、お弁当やさんで買ったお惣菜や冷凍食品は本当に便利ですが、多くは添加物や加工が施されている食べものです。多食は控えたほうがお肌の為です。
自炊の為に買ってきた、お肉、お魚、野菜、でもまったくの自然のものを・・・というと入手が難しかったり高価だったり、ですので、あまり神経質にならない程度に自分で調理したものを、温かい状態で、なるべく自然の味を楽しむように薄味で、いただくと良いでしょう。腹七分もお忘れなく。
あなたの肌質にあったおすすめの食べもの、食養生は、仙臺薬局の漢方相談でご案内しております。
過労・睡眠不足・運動不足
働き過ぎ、睡眠が不足している、運動不足、いずれも気血の流れを滞らせる原因となります。
気血が滞ると、お肌へ送る分の栄養が不足し、ツヤがなくなり肌質が落ちます。目の下にクマができやすくなり、傷ついたお肌の細胞を修復する為の時間も足りないので、傷も治りにくくターンオーバーリズムも崩れやすくなります。
慢性疾患
慢性的な疾患のある方は、お肌にも影響がでていると思います。
お肌のケアだけしていても、なかなか良い方へは向きません。まずは慢性的な疾患を治してしまうことが、美肌への近道です。体の内側からアプローチし、慢性疾患が解決できた時にはお肌も健やかになっていると思います。
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