お肌と五臓の秘密
お肌と関連する臓は?
中医学(中国漢方)の基礎理論、陰陽五行では、お肌と関連する臓は肺で、腑は大腸になります。中医学でいう肺は臓としての肺だけでなく呼吸器系の働き全般を指します。意外かもしれませんが、肺と大腸は表裏関係にありますので、どちらか一方に悪いことがあると、もう片方も悪くなりますし、肺(呼吸器系)疾患を治すために大腸をきれいにする、という方法は古くから使われています。
それぞれの要素(エレメント)間には相尅(そうこく:打ち負かす)と相生(そうせい:生かし養う)といって、例えば、火は金(属)を溶かし(相尅)、金は土から生まれる(土のなかにある:相生)といった関係がありますので、単純に肺&大腸だけではありませんが、お肌のトラブルを解決する為に最初に着目して対応すべきは肺と大腸になります。
つまり肺(呼吸器系)を養い機能を高め、大腸をキレイにすることがお肌に良い結果をもたらしてくれます。
肺と大腸の働きを邪魔していない?
人間には体内時計があります。
宇宙も地球も、植物も動物も、それぞれ一定のリズムをもって生きています。
また、人間の五臓もそれぞれリズムをもっており、活動する時間、休息する時間が決まっています。
器官 高期(活動時間) 低期(休息時間) 肺 3:00 – 5:00 5:00 – 7:00 大腸 5:00 – 7:00 7:00 – 9:00 胃 7:00 – 9:00 9:00 – 11:00 脾臓・膵臓 9:00 – 11:00 11:00 – 13:00 心臓 11:00 – 13:00 13:00 – 15:00 小腸 13:00 – 15:00 15:00 – 17:00 膀胱 15:00 – 17:00 17:00 – 19:00 腎臓 17:00 – 19:00 19:00 – 21:00 心包 19:00 – 21:00 21:00 – 23:00 三焦 21:00 – 23:00 23:00 – 1:00 胆のう 23:00 – 1:00 1:00 – 3:00 肝臓 1:00 – 3:00 3:00 – 5:00 例えば、肺の活動時間は午前3時~5時で、5時~7時が休息時間です。
大腸は午前5時~7時の間に活動し、その後2時間休息します。
朝トイレで大便がでる人は健康だとよくいいますが、ちゃんと大腸が動いている証拠ともいえますね。
臓の活動時間には、それぞれの働きを邪魔しないように、臓に負担をかけないようにしましょう。例えば、肺は3時~5時の間、汚れた気をキレイにしています。夜中にタバコを吸っていたり空気の悪いところにいたりすると、肺に負担をかけ病気を招いてしまいます。
肺と大腸を養う食べもの
大根・ゆり根・梨・柿・れんこん・白きくらげ・銀杏・紫蘇・はちみつ・こんにゃく・寒天・きのこ類などがおすすめです。
肺と大腸を養い潤して、うるうるツヤツヤなお肌になりましょう!
もちろん、肺と大腸をケアする漢方薬もあります。詳しくはご来店ご相談ください!
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