カサカサお肌に潤い漢方
乾燥の季節・・・といえば秋冬ですね。
冷たい大気が燥を運んできて、そのうえ、エアコンによる空気の乾燥が追い打ちをかけて、お肌にとっては毎日が乾燥注意報!乾燥警報!です。お肌が乾燥すると、ツヤがなくなり、シワ、たるみの原因にもなります。
お肌の乾燥対策は、紫外線対策に次いでお肌の老化防止に大切といわれています。秋冬は、血行も悪くなりがちで、お肌の新陳代謝が悪くなり、十分な皮脂が分泌されないことや、衣服などで守られていない顔は特に乾燥の影響を受けてしまいます。
お肌の乾燥対策はお肌の外からのスキンケアはもちろんですが、大切なのは体の内側からしっかり潤してあげることです。
五行でみる乾燥
燥は五行では金に属します。五臓では肺と大腸に影響がでやすくなります。
これを読み解くと「乾燥対策をするならば肺と大腸を養うと良い」ということになります。実は乾燥肌にお困りの方で便秘だという方は多いのです。肺と腸を潤すことで肌が潤うと同時に便秘も改善するケースがよくみられます。
毎日の食事で潤いチャージ
まずは、毎日の食事で潤いチャージしていきましょう?
★ 肺を潤す食べもの ★
* 大根 * ゆり根 * れんこん * 銀杏 * 紫蘇 * ナシ * はちみつ★ 大腸を整える食べもの ★
* バナナ * こんにゃく * 寒天 * きのこ類 * 白きくらげ他に、コラーゲンたっぷりの牛すじやフカヒレ、鶏手羽先、豚足など、またオリーブオイルやごま油、ココナッツ、アーモンド、なども体に潤いを与えてくれます。
代表的な潤い漢方薬
紅沙棘(ほんさーじ)、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)、潤肺糖漿(じゅんぱいとうしょう)など。
水を飲んでも体は潤いません
よく「水分が足りないなら、水を飲めば治るんじゃないの?」と思われる方がおりますが、実際に「水を飲んで治りました!」という話は聞きません。
体内の水分は水(H2O)だけではないというのも一つですが、体内で水分代謝をコントロールしている腎(じん)が正常に機能していないと、水分が体内のすみずみにいき届かないからです。
もし、お肌以外にも乾燥の症状、つまりドライシンドローム(目の渇き・口の渇き・のどの渇き・陰部の渇きなど)が表れていたら、肺と大腸のケアだけではなく、腎(じん)の働きを正常化し、津液を増やし、体内で有効に活用する、という方法を用います。
代表的な潤い漢方薬
六味丸(ろくみがん:六味地黄丸)、八仙丸(はっせんがん)、八味丸(はちみがん:八味地黄丸、金匱腎気丸)、補中丸(ほちゅうがん:補中益気湯)など。
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